さくらDB担当

Recruit
MDVの心臓部で医療を良くする“エビデンス”を構築する仕事
“データ” と “物事を突き詰めて考えること” が好きなエンジニア募集

さくらDB本部とは

さくらDB(データバンク)本部は、当社が保有する国内最大規模の医療ビッグデータを管理しており、データを取り扱う会社のまさに心臓部といえる部署です。DPCデータ、レセプト等医事会計データ、血液検査結果値、電子カルテデータなど、国内で「医療データ」と言われるものはほとんど全種類取り扱っています。

データ提供元から届くデータは、入力間違いや、医療機関ごとのデータフォーマットの違いなどがあるため、そのままでは活用することはできません。そのため、さくらDB部では、データをお預かりした際に、中身を確認し、データのクレンジングやマスターコーディングをして、社会で利活用でき、価値を生み出せるデータを生成しています。

さくらDB本部の仕事内容

当社が保有する医療ビッグデータは数百億行にもなる非常に膨大なもので、人の目や手で処理できるものではないため、効率よく処理できる技術が必要になります。さくらDB本部のエンジニアは、全自動でデータクレンジングできるシステムを自分たちが持っている技術や新しい技術を駆使して開発し、データベースを適時メンテナンスすることが仕事になります。

これまで誰も取り扱っていなかった医療ビッグデータを管理する仕事は、基準や規格がないため難しさを感じることもありますが、自分たちが構築したデータベースが、医療機関や研究機関、製薬会社などで利活用され、科学的根拠に基づいた医療(Evidence Based Medicine)の実現につながるなど、医療をより良い方向に近づけていくことができるため、大きな達成感を得られる仕事でもあります。

事業責任者としてのこだわり

私は、さくらDB本部のエンジニアは全員が医療ビッグデータのスペシャリストであるべきだと考えています。なぜなら、医療ビッグデータがこれまで以上に利活用されるためには、質・量ともにデータベースを充実させていくことはもちろん、当社の社員が、医療者や研究者などから「こういうデータでこういう分析がしたい」と言われたときに、適時適切に回答できるようになっていなければならず、その中心的な役割を果たす自分たちが、データの取り扱いに一番詳しくなければならないと思うからです。

自分自身がそうでしたが、この分野でスペシャリストになるためには、医療ビッグデータ利活用の最前線である当社で、とことん医療データに向き合うことが重要です。そこで部のメンバーには、何か問題が発生した際に、私がすぐに答えを提示することはなく、データの奥深くまで見に行くよう伝えています。そこで発見した問題点を、自分自身の技術や新しい技術を駆使して解決することで、日々ノウハウが蓄積されていきます。それを繰り返すことで、エンジニア一人一人が自走して、個人でしっかり判断して動けるような、医療ビッグデータのスペシャリスト集団になることを目指しています。

求める人材像

当たり前のことですが、毎日データと向き合うことになるので、データを見たり、取り扱ったりすることが好きであることは必須条件です。

さらに、仕事やプライベートで、なにか問題が発生したときに、とことん突き詰めて考えて、原因をしっかり探った上で対応し、改善することが好きな人は、とても向いている仕事だと思います。実際にさくらDB本部では、物事を突き詰める人が活躍しています。

そのうえで、「医療を良くしたい」「そのためのエビデンスとなるデータベースを自分の手で構築したい」という思いを持った方は、ぜひご応募ください。

これだけのビッグデータを取り扱える機会は、ほかの会社ではそうないと思いますし、「人の手で扱えない情報を、技術を使っていかに効率よく処理するか」ということは、エンジニアとして非常におもしろいテーマだと思います。

データが好きで、物事をとことん突き詰めて考えることが好きな方は、ぜひ一緒に働きましょう。