社長メッセージ IR Information

代表取締役社長

代表取締役社長

メディカル・データ・ビジョン株式会社のコーポレートサイトをご覧いただきましたこと、お礼申し上げます。株主・投資家の皆さまには平素より格別のご支援ならびにご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。


当社は2003年8月の設立以来、「医療データの利活用を促進し、日本の医療・健康分野の革新と患者メリット創出に貢献する」の志を胸に事業を展開してまいりました。創業の背景には、医療・健康分野のICT化が遅れていること、それに伴って医療・健康情報が利活用されていないこと、生活者が生涯を通じた自身の医療情報を把握できないこと、などに対する問題意識がありました。
例えば、出生から現在までの受診・処方履歴を完璧に把握できている方がどれだけいらっしゃるでしょうか。とても少ないと想像します。

当社はこれらの問題をクリアにし、情報の利活用による今以上の医療の質向上はもちろんのこと、生活者が生涯を通じて自身の医療・健康情報を把握できる社会、それらの情報を基にして自身で医療・健康分野のサービスを選択できる社会の実現を目指しています。


2019年12月期は、売上高4,026百万円(前期比 12.5% 増)、営業利益809百万円(同 130.3% 増)、親会社株主に帰属する当期純利益554百万円(同 697.9% 増)となり、それぞれ過去最高を達成しました。

データ利活用サービスは、製薬会社における認知度向上を背景にアドホック調査サービスが堅実に売上を伸ばしました。

一方、データネットワークサービスは、受注拡大を目指したCADA-BOXの目標未達が要因となりましたが、約80万人のリアルタイム診療データを取得できたこと、Doctorbookメディパルホールディングスと立ち上げた共同運営サイト「Clinical Cloud by MEDIPAL」において、診療所に従事する医師を中心とした医師会員を22,000人超獲得することができたことは大きな成果でした。


2020年12月期のテーマは「変化・連係」です。グループ各社の商品やサービス、機能を結合し、新商品化するとともにグループ各社が収益増のために連係プレーを重視していくことで、売上高4,800百万円(前期比 19.2% 増)、営業利益900百万円(同 11.2% 増)を目指します。

実患者数3,000万人超となった診療データは、新たなステップとして健保組合のデータ集積に向けた準備を始めます。約80万人のリアルタイム診療データについては、グループ「連係」を強化することで利活用のニーズを掘り起こし、活用を進めていきます。

データ利活用サービスは、認知度向上を追風に、製薬会社向けの営業人員を採用し、営業力を強化することで利活用を拡大させます。MDVトライアルは、前期に開始したデータを活用した治験事業をさらに推進します。

データネットワークサービスは、リアルタイム診療データを活用して病院の「働き方改革」「安全性の担保」「増収」などに貢献できる新サービスのローンチを進めます。Doctorbookは、メディパルホールディングスと協力し「Clinical Cloud by MEDIPAL」の医師アカウント獲得を推進し、この医師ネットワークを活用して収益化へのステージに移っていきます。

また、前期までに安定成長の基盤づくりが完了し、さらなる成長投資をしつつ安定した配当を継続することが可能と判断したため、これまでの株主還元方針を変更して、今期末には初の配当を予定しています。


今後もグループ一丸となり事業を進めてまいりますので、皆さまのより一層のご支援、ご指導を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。