社長メッセージ IR Information

代表取締役社長

代表取締役社長

メディカル・データ・ビジョン株式会社のコーポレートサイトをご覧いただきましたこと、御礼申し上げます。株主・投資家の皆さまには平素より格別のご支援ならびにご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。

保有する診療データベースは実患者数で3,900 万人を超え、当社事業は2025 年に医療・健康情報を一元化するという目標に向けた取り組みを進めています。日本は既に超高齢化社会に突入しており、様々な課題解決に向け、国が推進する医療・介護・健康分野のネットワーク化やデータ活用に関する取り組みは、当社が創業以来取り組んできた「医療情報の一元化と有効活用」と合致しております。当社はこの取り組みを一層加速し、事業の拡大を図ってまいります。

2020年以降、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が猛威を振るい、国民は新常態(ニューノーマル)の生活様式に慣れることを強いられるなど、外部環境が大きく変化しました。しかし、MDVを創業したときの思いは少しも揺るぎません。

今、COVID-19に関する膨大な医療情報に対する真贋を見極める力が必要になってきています。当社としては、「医療を選択できる社会」を実現し、国民の生活の質(QOL)を向上させるために、科学的な根拠(エビデンス)に基づいた医療を後押ししてまいります。

前期の2021年12月期は、売上高5,672百万円(前期比23.9%増)、経常利益1,592百万円(同38.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,087百万円(同55.3%増)となり、それぞれ3期連続で過去最高を記録しました。配当について、当初一株当たり5.0円を予定していましたが、同0.6円増配し、同5.6円を実施いたしました。
COVID-19の拡大により企業の活動環境が大きく変化し、ニューノーマルへの適応が求められるなか、将来成長のための投資を積極的に実施しつつも、業績は力強く伸長しました。データ利活用サービスでは、製薬会社を中心に診療データ調査分析の需要が引き続き旺盛で売上を伸ばしたほか、顧客ニーズに合致した「MDV analyzer 」の商品追加などが奏功しました。データネットワークサービスでは、子会社Doctorbook がコロナ禍において的確にニーズをキャッチし、歯科医向けのオンラインセミナー配信などのオンラインサービスが引き続き売上を伸ばしました。同じく子会社システム ビィー・アルファ (2020年10月子会社化)の連結効果もあり、売上が拡大しています。

今期の2022年12月期の売上高は6,300百万円(前期比11.1%増)、経常利益は1,600百万円(同0.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,098百万円(同1.1%増)をそれぞれ見込んでいます。なお、配当は配当性向20%以上程度を目安とし、一株当たり6.0円を予定しています。経常利益については前期実績並みの水準となりますが、将来の高い成長を実現するため、積極的な研究開発及び人的資源への投資をするためのものであり、積極的なチャレンジを継続していきます。
今期は、引き続き医療・健康情報の一元化を推進するとともに国内最大規模の診療データベース(さくらDB)を利活用した商品・サービス開発のための積極投資を継続し、MDVグループ間、外部企業との連携を強化します。子会社システム ビィー・アルファでは、クラウド版健診システム「アルファサルース 」の拡販により、PHRサービス「カルテコ」の普及促進と健診データの取得を進めます。診療データベースの利活用においては、海外製薬会社との交渉ノウハウなどを持つ新執行役員の採用により海外への販売強化を図ります。またSBIグループ との連携強化を図り、当社の診療データを活用した新しい保険商品の開発を目指します。 また、「Society5.0」の実現に向けて、HMV(Hyper Medical Vision)プラットフォーム の利用を促進します。このプラットフォームを利用することで医療・健康情報を個人の同意/許諾のもとシームレスに関連サービスと情報連携することが可能となり、このプラットフォームに対応したサービスを順次リリースし、外部企業との連携を強化していきます。

今後もグループ一丸となり事業を進めてまいりますので、皆さまのより一層のご支援、ご指導を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。