データ解析職 社員紹介

Recruit

大好きな統計学。その成り立ちからまさか自分の進むべき道が見えるとは…

自分は元々統計が、特に数理統計学という学問がすごく好きです。何を唐突にと思われるかもしれませんが…(笑)「数式をともかくいじって、何か結果が出る」といったところが自分としては兎に角楽しかったのです。ふと「そもそも統計学は誰が作ったのだろう」と気になり調べた結果、ナイチンゲールが作ったことを知りました。そのナイチンゲールがなぜ統計を作ったかというと、「少しでも多くの患者さんを救いたい。その患者さんを救うためにどういう行動したら一番効果的効率的なのだろう」と検証するためだったようです。そこでまず医療データ・医療というところにすごく興味が湧きました。その中で医療データを持っている会社は他にも沢山ありましたが、当時DPCデータを持っているのはMDVのみでしたので、「入社して医療データを実際に触ってみたい」「ゆくゆくは統計解析することで、ナイチンゲールみたいに統計を医療に対してしっかり用いてあげて、みんなが幸せになれるようにできればな」と思い入社を決めました。

2022年に入社して以来、私はデータの解析作業を担当しております。解析作業というものは具体的にどういうことかというと、製薬会社様のために「この治療をされている患者さんは何人です」や「この疾患がある人は何人です」といった集計作業を当社のデータを使って抽出する行ことです。あと他にもいろいろ、取り組んでいることはあります。例えばプロジェクト絡みであれば、最近話題のAIを使った集計作業などについて検証をして、既存の業務にとらわれることなく、最新の技術も踏まえて「何ができるか」を探す日々でもあります。 そもそもこの解析作業は何のためにあるのかというと、製薬会社様(特にマーケティングの方)や研究されている方々のそれぞれの企業活動や研究活動を支援するためということがまずあるのかなとは思います。そういう方々に私たちは直接ご支援しているわけです。 ただその方たちはやはり「お薬飲まれる方」や「その研究結果によって新たな医療の発達を待つ方」のために日々、努められているので、結果的には、国民全員というと少し広すぎる気もしますが、少なくとも病気で苦しんでいる方々が最適な治療を受けられるようになるためにあると思っています。

だからこそ日々の業務ではミスがないような働き方というのを大事にしています。私たちが提供する数値データの結果を見てお客様はこれからの方針などを考えられていきますので、まずは「根拠とするその数値が間違ってない」と、大前提がぐらつかないようにするという必要性があるからです。ミスなく正確な数値を解析した上で、「私たちが提供するデータは、本当にお客さんが実現したいと思われていることを後押しする、もしくはそのために必要だと思われているデータであるのか」ということや、「データとしてこれも必要なんじゃないかな」という提案というところまで考えて動くということも同時に大事であると思います。

大変ではあるけれども、必ず訪れる「楽しいを感じられる瞬間」を経ながら、周囲の頼もしくも愉快な先輩たちといっしょに未来へ駆け抜けていく

入社後、MDVの生活は「楽しい」と言えるかなと思います。もちろん業務を遂行する上で辛いことというか大変なこともすごくありますが、その苦境を乗り越えた先に自分が実現したい未来がどんどん近づいてきているなというに感じるので、そこですごい楽しさを感じています。 もう一つはやはり、「チャレンジしていく毎日だな」と思っています。既存だけではなく新しい業務などにもどんどん挑戦していかなければいけない中で、自分がやりたいなと思ったことに関して、非常に声を上げやすいなと感じています。更にはそれが実際に形になってプロジェクトとして進行していくといったところに僕はやりがいを感じているので、「チャレンジ」という一言でも表せると思います。

もちろん僕一人でできることには限りがあるので、チームのみんなと一緒に仕事をする必要があると思っています。その上でやっぱり人と人が一緒に仕事をしていく上で一番大事なところはコミュニケーションだと思っています。そのコミュニケーションをとる際、チャットやメールで済むことも多くはありますが、「やはり大事なことは対面でしゃべろうよ」と僕は思っています。その点、うちはそういうところを重んじていて、すごい共感できますし、直接的なコミュニケーションがすごくとりやすいなと常々思っています。
実のところ、入社前はどちらかというと、ちょっとずつ大きな企業になっていく中で、少し堅苦しい部分もあるのかなと思っていました(笑) ただ、実際入ってみると、前述したとおり対面でのコミュニケーションが活発であると同時に、すごくフランクにお話してくれたり、あとは一緒にご飯に行ってくれたりする先輩もすごく多いので、いいイメージでのギャップがありました。結構フレンドリーな印象の方が多いです。一方で実務に関してはやっぱりすごいです。また業務内容も事前に説明いただいていた内容とギャップが全くなく、すごくありがたいなと思いながら楽しく仕事させていただいています。

将来の話というか、今後どうしていきたいのかという話で言えば、今はDPCデータを用いたデータの解析や集計を一番やっていますが、データはやはりそれだけではないと思っています。例えば患者さんが入院する前の情報や、入院した直後の少し病院とは関わらないところでのデータの解析や集計することで、もっと多くのデータを元に患者さんを分析し、「こういう患者さんにはこの治療が最適だよ」みたいな部分をしっかり確立できたらいいなと個人的に考えています。だからこそ、DPCデータ以外のデータも扱えるような人になりたいなと思っています。

あと1つだけ自分の中で入社当時から思っている実現させたいことがあります。それは「カルテ(医療データ)を一人一人に返してあげる」といったところを会社全体で目指していきたいということです。というのも、実が僕自身の医療の原体験として手元にカルテ情報がないがゆえに大変だったという経験があるからです。実際に大変だったのは母でしたけどね。かかりつけの病院はありましたが、その病院に行けなかった時、違う病院さんに行くほかなくて。ただその時は持病に関する治療歴・服用薬などの説明がすごく大変だったようなのです。だからこそ、ここはぜひ会社が一丸となって実現していけたらと思います。

Q

MDVを他の人に一言で紹介するなら、なんと言って紹介しますか?

医療をわかりやすく国民に伝える会社! 私たちがやっていること、やりたいことはやはりこの一言につきるかと。

Q

MDV名物と言えば?

社員が温厚/親切・会社全体が挑戦的であること

Q

もし目の前に「MDVを受けるか悩むなぁ」と思う学生がいたら、なんて言う?

僕としては仕事をする上で一番大切だと思うコミュニケーションをまずとってみることをお勧めします。そのためにも会社説明会などで社員とのコミュニケーションを増やしていただきたいなと思います。話すことで、「この会社の雰囲気とか対話に対するスタンスは自分に合うかな?どうかな?」と考えてもらいたいなと思います。人によってそれぞれ合う、合わないはありますが、そこは話してみないと始まらないので。まずは一歩踏み出すことが大事かなって思います。そしてもしMDV社員が「合う」のであれば、おのずと道がきまっていくかと思います。