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MDV診療データ調査リリースvol.11
「SGLT2阻害剤の処方実態調査」
2016年6月15日

 医療情報のネットワーク化を推進するメディカル・データ・ビジョン株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:岩崎 博之 以下、当社)は、SGLT2の処方実態についての調査結果を発表いたします。

2015年3月から2016年3月にかけてSGLT2阻害剤の処方金額は6倍となる

 まず、2014年4月から2016年6月における糖尿病薬剤の処方金額推移をみてみます。
 DPP-IV阻害剤(単味)は処方金額を順調に伸ばしており、処方金額が最も多い結果となりました。ヒトインスリンおよびアナログ(速効型)、ビグアナイド系抗糖尿病剤(単味)、ヒトインスリンおよびアナログ(長時間作用型)は横ばいに推移しています。アルファグルコシターゼ阻害剤、スルフォニル尿素系抗糖尿病剤はわずかではありますが減少しています。SGLT2阻害剤は2015年4月以降から処方金額が伸び始め、2015年3月時点で807万円であるのに対し、2016年3月時点では4,888万円と約6倍に伸びており、スルフォニル尿素系抗糖尿病剤を抜く結果となりました。

長期処方解禁と同時に全SGLT2阻害剤の処方金額が伸びる

 次に、2015年4月以降に処方金額が伸び始めているSGLT2阻害剤の6製品(スーグラ、フォシーガ、デベルザ、アプルウェイ、ルセフィ、カナグル、ジャディアンス)の処方金額推移をみてみます。
 SGLT2阻害剤6剤全てにおいて、長期処方が解禁されると同時に処方金額が伸びています。長期処方解禁前後で最も伸びが大きい薬剤はSGLT2阻害剤の中で発売が最も遅かったジャディアンスで、長期処方解禁前の48万円(2016年2月)から387万円(2016年3月)と約8倍に伸びており、アプルウェイ、デベルザ、ルセフィの3剤を抜く結果となりました。次にカナグルが217万円(2015年10月)から54万円(2015年9月)と約4倍に伸びています。フォシーガが203万円(2015年5月)から525万円(2015年6月)と約2.6倍、デベルザが46万円(2015年5月)から116万円(2015年6月)と約2.5倍、アプルウェイが57万円(2015年5月)から133万円(2015年6月)と約2.3倍、ルセフィが52万円(2015年5月)から118万円(2015年6月)と2,2倍、スーグラが460万円(2015年4月)から901万円(2015年5月)と約2倍に伸びる結果となりました。

【調査概要】

■調査手法:当社が保有する「診療データベース」より抽出分析

■調査対象:二次利用の許諾を得た247病院の急性期病院(がん拠点病院101病院を含む)のうち、調査対象期間のデータがすべて揃っている病院167病院、約684万人

■調査期間:2014年4月~2016年3月 

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