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MDV、病院経由の診療データ3,000万人超に
回復期、慢性期データの充実に向け健保データ集積へ2020年2月4日

 医療データの一元化を目指すメディカル・データ・ビジョン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:岩崎博之、以下「MDV」)は、保有する診療データの実患者数が3,015万人(2020年1月末集計)になりましたので、お知らせいたします。併せてMDVは、データ提供医療機関の医療機能区分がこれまで高度急性期と急性期が中心であったことから、回復期と慢性期のデータを充実させるために健保組合のデータの集積に向けた準備を始めます。

 MDVは診療データ事業を2008年4月に開始し、データ提供医療機関から二次利用許諾を得た匿名加工データの集積を続けてきました。実患者数が3,015万人となった、2020年1月末集計の診療データの対象期間は、2008年4月から2019年11月までとなります。MDVの診療データを年齢階層別(0-14歳・15-64歳・65歳以上)で見ると、この国の人口分布とほぼ重なります。MDVの診療データは、同一医療機関の患者は複数回受診していても1人としてカウントされますが、複数のデータ提供医療機関を受診した場合は、重複カウントとなります。


診療データは製薬会社やアカデミアなどが積極的に活用

 MDVの診療データは現在、製薬会社、医療材料・機器メーカーの製品戦略や市場実態把握などに活用していただいています。最近では、改正GPSP省令(医薬品の製造販売後の調査及び試験の実施の基準に関する省令)が2018年4月に施行されたことから、製造販売後データベース調査のためのデータベースとして選択していただいています。また、アカデミアからのニーズもあり、論文作成や学会発表の元データとしての引き合いも活発です。

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