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547万人健保データ提供し、多様なニーズに対応
病院から診療所などへの診療履歴も把握可能に
2020年4月22日

医療データの一元化を目指すメディカル・データ・ビジョン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:岩崎博之、以下「MDV」)は、547万人の健康保険組合のデータを製薬会社やアカデミアなどに提供を始めることをお知らせします。MDVはすでに持つ国内最大規模の診療データベースに健保データを加えることで、多様な調査・研究ニーズに対応していきます。

 MDVの診療データベースはこれまで、データ提供医療機関の医療機能区分でいうと高度急性期と急性期が中心でしたが、健保データを保有することで、回復期や慢性期のデータも充実させることができました。急性期病院だけでなく、中小病院や診療所などの診療実態もカバーしました。
 
 例えば、現役世代の生活習慣病や軽度の腰痛など、診療所が中心となる入院の要らない外来診療の実態も分かるようになりました。同じ健保にいる限り、病院から診療所などへの診療履歴の追跡が可能です。なお、これまでの診療データと同じデータフォーマットとなるため、健保データも簡易に分析ができます。

 MDVは診療データ事業を2008年4月に開始、データ提供医療機関から二次利用許諾を得た匿名加工データの集積を続けてきました。2020年3月末集計の診療データの実患者数は3,098万人(※)となっています。今回、提供を開始する健保データの期間は、2012年4月から2019年12月までです。

※同一医療機関の患者は複数回受診していても1人としてカウントされますが、複数のデータ提供医療機関を受診した場合は、重複カウントとなります。

<本件に関するお問い合わせ先>
メディカル・データ・ビジョン株式会社
広報室:君塚・赤羽
電話 :080-9023-1506
メール:pr@mdv.co.jp

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