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急性期病院 3月度外来6.0%減少
新型コロナ感染拡大の影響、MDV集計
2020年5月20日

 病院向け経営支援システムを扱うメディカル・データ・ビジョン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:岩崎博之)は、新型コロナウイルスの感染拡大が病院経営に及ぼす影響について、当社が保有する診療データベースを用いて集計しました。その結果、3月度の外来の延べ患者数が、前年同月と比べて6.0%減少したことがわかりました。なお、病院全体の外来の収入は2.7%増加しています。これを受けて当社は、新型コロナウイルスの感染拡大が病院経営に及ぼす影響について、データで把握することができるレポートサービス「新型コロナウイルス緊急レポート」を提供することを決定しましたので、お知らせいたします。

 今回の集計には、当社がデータ提供医療機関から二次利用の許諾を得た匿名加工情報を用いました。今回は337の急性期病院を対象とし、2019年3月と2020年3月のデータを比較しています。3月度の外来の延べ患者数は一年前に比べ、全体で6.0%減少している中で、特定警戒都道府県では7.8%減少、それ以外の都道府県では4.0%減少という結果になりました。なお、病院全体の外来の収入は、2.7%増加していることがわかりました。これは外来での化学療法が増加した影響と推察されます。

 また、3月以降、4月7日に政府が緊急事態宣言を発出、その後、対象地域を全国に拡大したことから、病院の外来患者数はさらに落ち込んでいるとみられます。そこで当社は今後、月次の最新数値がまとまり次第、公表していく予定です。

 当社は、新型コロナウイルスの感染拡大が病院経営に及ぼす影響について、データで把握できるレポートサービス「新型コロナウイルス緊急レポート」の提供を決定しました。同サービスでは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が考えられる2019年1月~6月のデータと2020年1月~6月のデータを比較することで、自院の入院・外来における「100床当たりの収入金額の推移」「延べ患者数の推移」「前年対比の増減比率の推移」が把握できるほか、入院における「病棟別の状況の変化」「看護必要度の推移」がわかります。

 さらに、医療機関を①「特定警戒都道府県地域(以下、「特定地域」)にある感染症指定医療機関(以下、「指定機関」)」、②「特定地域以外にある指定機関、③「特定地域にある非感染症指定医療機関(以下、「非指定機関」)」、④「特定地域以外の非指定機関」に分類して、各指標を表示することができるため、自院の分類を確認しながら、他院と比較することが可能です。また自院および全国医療機関の疾患構成の変化を確認することもできるため、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を的確に把握することが可能です。

 同サービスは特設ページ( https://www.mdv.co.jp/application/COVID_19_report )で、申し込みを受け付けています。締め切りは5/31(日)です。

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